立体地形図の会について

山の魅力を探求・発信する
立体地形図の会は、長野県塩尻市にある「塩尻市市民交流センター」を拠点に活動するチームです。信州の山や地域の魅力を立体地図を始めとする色んなツールを使って発見・発信すること」をテーマに2011年から活動しています。
ヒストリー
活動のきっかけは平成の大合併。2005年に塩尻市と楢川村が合併し現在の形となったことです。日本一長い中央分水嶺に囲まれることになった塩尻市(当時)は、どんな形になったのか、川はどう流れているのか、そんなことに興味を抱き少人数で立体模型を作り展示を始めたのが活動のきっかけです。その後、CG・映像編集技術のある人、大道具・小道具を創れる人、ドローンによる空撮や写真・絵が得意な人、体力自慢の現地調査員など、色んな特技をもつメンバーが集まり、様々な角度から山の魅力を発信するチームとなり現在に至ります。
主な活動実績

2014

塩尻市立図書館での企画展示をスタート

立体地形図の会はじめての企画展を開催。塩尻市立図書館では以後、年に一度企画展示を実施している。

2015

3Dプリンターによる立体模型の制作に成功

国土地理院が提供を開始した三次元地形データを利用し3Dプリンターによる立体模型の制作に成功。立体模型の制作時間の大幅に短縮化するとともに、ものづくりの可能性が一気に広がる。

2016

霧訪山ピンバッジを制作

私たちのホームグランド「霧訪山」のピンバッジを制作し、塩尻駅前の観光協会売店での販売を開始。登山の携行品として絵画セットを持ち歩くメンバーがイラストを担当した。

山頂体験ヘッドギアーを制作

360度カメラ用いた山頂パノラマ写真の撮影に挑戦。デジタル処理の特異なメンバーが映像を編集するとともにVR技術を導入し、見る人を驚かせる山頂体験ヘッドギアーが完成した。

2017

岳都・松本 山岳フォーラムにて企画展示を開催

11月に開催された「岳都・松本 山岳フォーラム2017(まつもと市民芸術館)」において企画展の一部を塩尻市立図書館とともに担当。これまで制作した数々の作品に加え、プロジェクションマッピング技術を用いた作品も制作し会場にて展示した。山岳フォーラムには3回にわたり出展した。

2018

上高地インフォメーションセンターにて企画展示を開催

内容
7月から9月の約2か月間、上高地インフォメーションセンターにて企画展を開催。登山者やビジターの心のオアシスとなる。

2019

クロマキー技術を習得

クロマキー技術を習得し、大がかりな山頂体験キットを制作。様々な企画展に設置し好評を得た。

ドローン活用を開始

ドローンを用いた空中写真の撮影を開始。ホームグランドの霧訪山や茶臼山の撮影にかけまわる。

2020

発掘調査支援

ホームタウン塩尻のドローンを駆使した発掘調査に協力。古き時代との対話を楽しむ。

2021

守屋山(諏訪市)方位盤を制作

諏訪市からの要請を受け、同市にある里山「守屋山」の方位盤を制作。

2022

全国の茶臼山へ…

塩尻市の最高峰「茶臼山(2,658m)」の魅力を探求するため、全国各地の茶臼山踏破を決意。

代表
立体地形図の会代表 鈴木良明