【美ヶ原】茶臼山、稜線からの景色を楽しむ日帰り登山

2023年6月10日、美ヶ原にある茶臼山に会のメンバー8人で行きました。今回は扉峠駐車場から山頂までの往復登山。ほどよく高めの標高を行く登山で、夏山シーズンを迎える前のリハビリにぴったりの機会となりました。

茶臼山の概要

美ヶ原の茶臼山の標高は2,006m。美ヶ原山域では王ヶ頭、王ヶ鼻に次ぎ3番目に高い山です。山頂は長野県松本市と長野県長和町の境界となっていて、両市町がトレイルルートに認定しパンフレットを配布するなどして茶臼山を全面的に盛り上げています。

茶臼山の歴史

美ヶ原周辺では、黒曜石の加工場の遺跡が見つかっています。長野県や近隣県の遺跡では、霧ヶ峰産・和田峠産の黒曜石が多く見つかっていることから、茶臼山は、縄文時代から物資運搬のために人々が行き交う地だったと考えられているようです。
平安時代には、美ヶ原に政府直営の牧場があり軍馬を飼育していました。茶臼山や武石峠が交通の要だった記録もあるそうで、茶臼山は古くから人々にとって欠かせない山だったことがわかりました。
ところで、お茶の文化が花開いたのは鎌倉時代以降ですよね。それまでは「茶臼」という言葉もなかったと思われますので、縄文・平安時代には、茶臼山は別の名前だったのではないでしょうか。昔の名前を想像するとロマンを感じますね!

茶臼山の山容

扉峠駐車場から30分くらいの登りのあと、茶臼山が望めるポイントに到着します。ポイントで撮影した写真と、茶臼を重ね合わせてみました。確かに茶臼のような形の気がしなくもないです。山頂が平たいから茶臼という事でしょうか。

このポイントは景色がきれいでした。北アルプス穂高岳・槍ヶ岳、八ヶ岳など周囲の山々をぐるりと見渡すことができました。

茶臼山からの展望

多少のアップダウンを繰り返し約2時間で山頂に到着しました。山頂の展望は、北アルプス側は樹木で全く見えませんが、八ヶ岳側は視界が開けてとても気持ちがよかったです。車山や諏訪湖も見えました。立体地形図の会がデザインした方位盤がある守屋山(諏訪市)も確認できました。晴天なら富士山も見えると思います。茶臼山展望ランキングなどの企画を実現したら上位に入りそうな山です。

山頂には立派な看板があります。方位盤はないです。いつか作りたいです。

山頂のパノラマ写真を掲載します。

立体地形図の会敏腕エンジニアの須木さんが、カシミール3Dというソフトウェアで、茶臼山山頂から見える山を調べてくれました。山頂では全く気づきませんでしたが、この茶臼山からは別の茶臼山が4つも見えるようです。八ヶ岳の茶臼山、南アルプスの奥茶臼山、中央アルプスの茶臼山、北信五岳の茶臼山です。まさに茶臼山パラダイスです。

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茶臼山で見かけた植物

立体地形図の会のネイチャーガイド担当の西尾さんが登山道中で見かけた様々な草木を案内してくださいました。今回の登山で見かけた植物を掲載します。

茶臼山(美ヶ原)で見かけた植物(2023.6)

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茶臼山への行程

合計距離: 4393 m
最高点の標高: 2004 m
最低点の標高: 1671 m
累積標高(上り): 448 m
累積標高(下り): -448 m

時間
10:15 扉峠駐車場 ~ 12:10 茶臼山 ~ 13:05 茶臼山 ~ 14:27 扉峠駐車場

茶臼山でのお昼

登山中、お菓子や食べ物をシェアして行動するのが私たちのゆるやかなポリシーです。今回は、山頂で堀内夫妻にいただいた奈良漬けとフキの煮物が個人的には最高でした。

その他

茶臼山を下りたあと、近くにある三峰山にも登り、茶臼山の景色などを楽しみました。三峰山は一面の笹畑が印象的で美しい山でした。

写真

登山中の写真をまとめて掲載します。みなさま大変お疲れ様でした!

総合評価

(後日掲載予定)